その他目的別ローン

目的別ローンでお金を借りる場面というのはどういうものがあるのでしょうか?
名前だけですとどういった商品かいまひとつつかみにくいですね。
ゆっくり見ていきましょう!

目的別ローンでお金を借りるってどういうこと?

簡単に言うと「業者側が指定したいくつかの項目のどれかに当てはまるなら、通常より低めの金利でお金を借りることができるもの」ということです。
では、今まで見てきた教育ローンや自動車ローンなどと同じなのかと聞かれると「半分同じ」というところでしょうか。
用途を限定させてもらう代わりに金利を下げるのは同じですが、目的別ローンの場合は、用途を自分で選べるという違いがあります。

よくあるのは「結婚式費用」「旅行代金」「資格取得用の学費等」「リフォーム代金」などですね。中には「資格取得」と限定せずに「自己啓発全般」という広いくくりにしている会社もあります。

用途を限定するメリットって何なの?

業者側からすると、お客さんの私生活ほど謎に満ちていて不気味なものもありません。口では子供の授業料だと言っていても、実際は競馬やパチンコなどのギャンブルをするためにお金を借りるのかもしれません。
たまたまちょっとお金が足りなくなってしまっただけの人に貸すのは安心ですが、ギャンブル狂に貸すのはかなりリスクが伴います。最終的には自己破産をされて元金の回収すら難しいという状態になり兼ねませんので、「何に使うのか」を明確にしてもらえるのは安心感が何十倍も違うのですね。

なので、目的別ローンで設定されている項目の全ては「これに使いますよ、使いましたよ」という証明が出来るものばかりとなっています。
学費として使えるものも多いですが、その場合は、一人暮らし用の家賃などは不可というところもありますので事前の確認が必要です。
(家賃は基本的には毎月支払う形のところが多いので、本当に目的別ローンで借りたお金で支払ったかどうかの確認が取りにくいため)。
家賃はNGでも入居費用(敷金礼金等)はOKというところもあり実に様々です。
どこでも領収書や契約書などの提出を必須としていますので、自由に使うということは出来ません(もちろんおつりで出た小銭などは自由だと思いますが)。

また、限度額が低めであることや教育ローンなどの単体ローンとは多少異なるので、単体ローンよりも若干金利が高めであることが多いです。
例えば教育ローン単体の場合は、高くても4%台というところが多い中で、目的別ローンの場合は5~6%と若干高めになっています。
ですが、ただのキャッシングなどよりは圧倒的に低いので、A社の単体ローンで審査に落ちてしまったという人は、B社の目的別ローンに切り替えてみるというのも一つの手です。

初めのページ「ローンとは?」

関連ページ
教育ローン
ローンとは?
•ビジネスローン
•住宅ローン
カードローン
•おまとめローン