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政策金融公庫窓口への相談

政策金融公庫の窓口に相談しに行く際、必要となる書類は「直近2期分の決算書」と「商業登記謄本」の二つです。

自分が受けようとする融資の要件を満たしていることを確認した上で、これらの書類を持って窓口に相談しに行くと「なぜ融資をうけるのか」「いくら必要なのか」「業種はなにか」「保証人はいるか」等を大まかに聞かれ、その内容によって「どんな融資が該当するのか」「希望融資額に対する保証人の要否」などを教えてくれます。

この1回目の相談では、あまり詳しいことは聞かれず、必要となる書類も「直近2期分の決算書」と「商業登記謄本」の二つだけで、全く難しいことはありません。

しかし、このときに問題となるのは、次のような場合です。

* 実際に必要な額と比べて申込額が多すぎる。
* 資金の使い道の具体性に欠ける。
* 過去に代位弁済を受けたことがある。
* 融資の申込金額が決まっていない。

あなたも次のような人にはお金を貸したくはありませんよね。

「必要でもないお金を借りたがる人」
「借りたお金を何に使うのか判らない人」
「借金を踏み倒したことがある人」
「いくらでもいいから貸せるだけのお金を貸してくれと言う人」

いくら銀行に比べて融資の審査が緩い政府系金融機関とはいえ、この点は同じですので、
借りようとするお金に見合ったストーリー作りはきっちり行ってから窓口での相談に臨みましょう。