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教育ローン

教育ローンとは一般的に子供の学費などのためにお金を借りることを指します。借りる先も公庫と銀行、果ては信販会社まで幅広く揃っていますので、どこからどんな形でお金を借りるかきちんと比較することをオススメしています。
教育ローンでお金を借りるならどこがオススメ?

●日本政策金融公庫でお金を借りる
恐らく1番金利が安くて返済しやすいのは、この「日本公庫」でお金を借りる方法だと思います。
上限額は350万円まで(海外留学費用は450万まで)と、銀行と比較すると多少低くなっていますが、それでも年利2.35%で、しかも返済期間最長15年で固定金利というのは、ものすごく大きな魅力です。
例えば大学進学の場合、一番金利が安いのは奨学金第2種ですし、在学中は無利息というのも大きいですし、卒業後も経済状況によっては返済を1年単位で待ってもらうことも可能です。
なので、ベストは間違いなく奨学金です。
ですが、経済状況や進路次第では奨学金のお金だけでは足りないということもあり得るでしょう。進学・在学するのに必要な分は奨学金としてお金を借りるとして、その他どうしても足りない分を公庫から借りるというやり方も良いと思います。

使途は不問なので、学費だけでなく、在学中の一人暮らし費用や、資格取得のためにお金を借りるというのもOKです。
●銀行の教育ローンでお金を借りる
公庫に比べるとやや金利は高くなってしまいますが、それでも年3.975%、約4%で借りられるのはなかなかの魅力です。
公庫の審査に落ちてしまった人でもチャンスはあります!
また上限額は500万円まで(医学部進学費用は1000万円まで)と、上限額が高いのも魅力。返済期間は10年で、使途不問というのも公庫に準ずるクオリティだと思います。
ただ注意しなくてはいけないのは、変動金利型であるという点です。金利が下がる可能性も上がる可能性も何も変わらない可能性もありますが、完済するまでは小まめにチェックしていく必要があります。
●信販会社の教育ローンでお金を借りる
学校と提携している会社があるというのが最大の特長。なので、金利は年3.9%で固定。
しかし、学校と提携している会社の場合は、ほとんど用途が限定されているのが難点。教材費や資格取得のために必要なお金などにも使えないというところもあります。
そして、在学中から返済を開始しないといけないところも多いので、要注意。
返済計画は親子できちんと話し合いましょう

誰でも子供の時代はあったからお分かりいただけるかと思いますが、子供は心のどこかで「何だかんだ言っていても、子供の学費分くらい何とかしてくれるだろう。貧乏だと言っていてもそれくらいの貯金はしてくれているだろう」と思い込んでいる節があります。
だからいくら親から「ちゃんと卒業後は自分で働いて返済するのよ」と言われていても、どこか真剣に聞いていない・受け止めていないこともあるでしょう。

このどこまでも続く不況・就職氷河期の中、お子さんが必ずしも正社員職に就けるとは限りません。
就けたとしても返済を続けられるだけの収入を最初から得られるとは限りません。
就いたとしても何だかんだと言って返済を親に押し付けようとする子もいないとは言い切れません。
また、単純に「生きていくのにどれくらいのお金が必要で、それを稼ぐのはどれだけ大変で、でも出ていくのはどれくらいあっという間なのか」ということを具体的には想像できない、分からない子も多いです。
やったことがないこと、他人から話を聞いただけのことではそれも当然のことです。
一人暮らしのお子さんなら少しはその大変さも分かるかもしれませんが、実家暮らしのお子さんにはなかなか「実体験」として分かってもらうのは難しいかもしれません。
1度夏休みの間に、一般的な食費3万円+光熱費1万円+通信費1万円の5万円をアルバイトで稼いで、家に収めさせてみると少しは実感できるかもしれません。
その上で「あれだけの時間を使っても、生活の最低ラインを保つだけで全てが吹っ飛んでしまうのよ。しかもそれに返済のためのお金も加わるのよ」と伝えた方が、お子さんにとってもよりリアルに「お金を借りる」ということの意味を考えられるキッカケとなるかもしれません。
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