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信用金庫と銀行の違い

pixta_18107161_S信用金庫は信用金庫法にもとづく会員の出資により、営利を目的としない協同組織の地域金融機関のことを指します。
営業地域は一定の地域に限定され、それ限られた地域の方のみを対象として営業を行います。
特徴としては中小企業や個人のための専門金融機関ということ。
地元密着の企業や地域に住まいを持つ個人への融資は行いますが、大企業や対象地域外の企業・個人には融資ができません。
これは信用金庫の理念である「地域で集めた資金を地域の中小企業と個人に還元することにより、地域社会の発展に寄与する」ということからきています。

信用金庫と銀行の違いとは?

適用される法律が違う

私たち日本人が生活する中で最も身近な金融機関といえば、それはやはり銀行となります。
1番身近な金融機関は消費者金融!と言う方はまずいないでしょう。
銀行に口座を設け、利用する我々にとって銀行も信用金庫を比較したときに業務内容に違いを感じたことはほぼ無いはずです。
しかし、利用者にはあまり気づかれないようですが銀行と信用金庫の間には実に多くの違いが存在します。
まず大きな違いは、信用金庫と銀行では営業に基づく法律が異なります。
銀行は「銀行法」に基づき経営を行います。
それに対し信用金庫は「信用金庫法」に基づき経営を行っています。
法律が違うということは銀行と信用金庫とでは経営・営業内容に関するルールが違うということになります。

銀行は株式会社

次に銀行と信用金庫とでは組織的に大きな違いがあります
銀行は銀行法において、株式会社であることを定められています。
株式会社であることは、会社に対して出資している株主が存在し、利益を還元しなければ存続できなくなります。
つまり銀行は一般的な株式会社と全く変わらないということです。
その為、銀行が最も優先すべき事は営業して少しで多くの利益をあげることが目的となります。

信用金庫は非営利法人

一方信用金庫は一定の地域内の地主や有力者、地域住民が会員となり出資しして設立した非営利法人となります。
利益云々の前に「会員の相互扶助と地域社会の発展」という設立時に立てた理念に基づき営業を行っているのです。
銀行と信用金庫の大きな違いはこの点にあります。
銀行は利益を追求することを目的とする為、融資の際は審査を厳しく行い、審査に可決できない人や企業にはお金を貸し出ししません。
一方、信用金庫は、利益を追求しない分銀行よりも貸し渋りが少なく、返済についても猶予を持たせてくれる傾向にあります。

銀行は資本主義、信用金庫は民主主義

株式会社である銀行では、保有する株数によりパワーバラスが発生します。
株数の多い方の方が経営に対する発言権も大きいですし、それによる影響力が比例します。
しかし信用金庫においては、議決権は一人一票と徹底しており、美しい民主主義が貫かれます。
銀行の設立理念が「国民大衆のために金融の円滑を図る」為であるのに対し、信用金庫は「国民大衆のために金融の円滑を図り、その貯蓄の増強に資する」となります。

貸し出す相手を限定するか、しないか

業務的な違いは、融資する相手の決め方です。
銀行は大企業との取引を好む傾向にありますが、信用金庫の取引先はその地域の中小企業や個人となり大企業には貸し出しを行いません。
また、営業地域についても銀行は全国区ですが、信用金庫は地域を限定されています。
信用金庫の融資は基本的に会員のみを対象としていますし、従業員数が300人を超える企業、資本金が9億円を超える企業にも融資はできません。
まとめると、信用金庫は会員同士がともに助け合い地域の発展・繁栄を目的とした金融機関であると言えます。

銀行と信用金庫の活用法

このように、銀行と信用金庫ではそれぞれ活用方法が異なります。
個人や中小企業の場合は信用金庫の方が融通は利き、使い勝手が良くなりそうです。
しかし、中小企業でも従業員300人を超えるような会社や、資本金が9億を超える会社には融資を行いません。
したがって信用金庫で借り入れできない大きな会社は銀行からお金を借り入れするほかありません。
個人や中小企業でしたら信用金庫。大企業の場合は銀行を利用した方が使い勝手を感じることができそうです。

まとめ

銀行と信用金庫。この2つの金融機関は似ているようで全く異なる機関でした。
営業に基づく法律も違えば、営業地域、利益を追求するかしないかと言う理念も異なります。
利用者として普通口座を開設し、普通預金として利用しているだけではあまり良く分かりませんが、融資を受けるタイミングになると、大きな違いを感じることが出来そうです。
今まで意識をせずに銀行や信用金庫を利用してきた方は上記した違いや特徴に着目し、より有効にこれらの金融機関を利用すると良いでしょう。

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サラ金と消費者金融の違い

pixta_19926852_Sサラ金と消費者金融は実質的に同じ意味ですが、与える印象は全く違います。
今では消費者金融が主流となりましたが、いかにしてサラ金から消費者金融へと呼び方は推移していったのでしょうか。
サラ金とは
サラ金とは、サラリーマン金融の略語を指します。
70年代に登場した、サラリーマンをターゲットとした個人向、小口貸付の金融業者のことを指します。
サラ金と聞いただけでアレルギー反応を示される方もいますが、これには少し誤解を招いています。
一昔前のテレビドラマや映画ではサラ金業者の乱暴な言葉を使った厳しい取り立てのワンシーンなどをよく見かけました。
もちろん、昔と今は状況が違い、実際に追い詰められた方も大勢いるため
「サラ金は怖い」というイメージがあるのも無理はありません。
しかし、このような借金に対するマイナスイメージはサラ金とは縁の遠いものです。
法律的に現在はこのような厳しい取り立てや暴言を吐く事は禁止されています。
もしこのようなことが行われているとしたら、その貸し付け業者は闇金業者と捉えても良いかもしれません。
サラ金業者は、現在の消費者金融にあたる存在といえます。
少し金利は高いけど身近で手軽に借り入れできる、庶民の味方といったところでしょう。
消費者金融とは
消費者金融も、サラ金と同じく個人を対象とした小口の貸付を行う貸金業者です。
現在著名な借入先としてはアコムやプロミス、モビット、アイフルなどがあります。
これらの借入先は、銀行系カードローンに比べると少し金利は割高となりますが、その分スピーディーかつ柔軟な審査を行い、迅速な貸付を売りとしています。
サラ金と比較してみると、こういった面ではさほど違いは見受けられません。
時代により昔はサラ金、現在は消費者金融と呼ばれているだけの違い、といっても過言ではありません。
消費者金融とサラ金は全く同じ?
では、消費者金融とサラ金の違いは全く無いと言い切れるのでしょうか。
確かに時代が違うだけでお金を貸付する、という業務内容に大きな違いはありません。
個人向けの小口貸付を行う貸金業という点ではサラ金と消費者金融は全く同じような営業展開です。
しかし、強いて違いを言うのであればサラ金は読んで字のごとく最初はサラリーマンを対象としたローンでした。
しかし時代は変わり、現在消費者金融のキャッシングやカードローンは老若男女問わず利用することができるようになりました。
昔は会社勤めをしている方にターゲットを絞っていたローンだったものが、現在はサラリーマンだけでなく、一般市民向けのローンと化した。
それが現在の消費者金融なのかもしれません。
多様性を帯びてきた消費者金融
また、現在の消費者金融は、時代の変化とともに申し込み方法や借り入れ方法が大きく変化してきました。昔でしたら窓口に直接申し込みをして、数日間審査に時間を要し、ようやく借り入れ…と言うのが常識でした。
しかし、現在の消費者金融は手持ちのスマートフォンからあっという間に申し込みを行うことができます。
ネットキャッシングを行えば、携帯端末から申し込みを行い指定口座にお金を振り込むことも可能となります。
遠隔操作を行うことによって、わざわざお店に行かず、振込み式でお金を借り入れすることができるようになったのです。
これはサラ金と呼ばれている時代には無かったシステムです。
消費者金融のATMについて
現在コンビニに当たり前のように設置されている銀行ATM。ここ10年間でほぼ全ての大手コンビニには銀行ATMが設置されるようになりました。
またコンビニ以外にも様々な銀行と提携を行っているATMがいたるところに設置されるようになりました。
消費者金融はこれらのATMと提携を行うことにより、利用できるATMの数を一気に増やしました。
もちろん消費者金融会社専用の店舗に設置されているATMも利用することができます。しかしそれよりも圧倒的に提携しているATMの数の方が多いのが現状です。
もちろん、消費者金融ではこれらのATMを利用して借り入れ・返済を行うことができます。
このようにサラ金と呼ばれている時代にはできなかった借入れや返済方法を、現在では当たり前の様に行えるようになりました。
この多様化した点も大きな相違点と言えるかもしれません。
まとめ
消費者金融とサラ金。この2つの違いは営業携帯的にはそれほど変わりません
強いて言うのであれば、昔の呼び名がサラ金。現在の呼び名が消費者金融。
時代によって呼び名が違うだけ、と捉えることが出来るかもしれません。
しかしサラ金時代にはできなかった申し込み方法や、借り入れ・返済方法が現在は行えるようになりました。
時代や通信技術の進化とも捉えることが出来るかもしれませんが、こういった利便性の向上や申し込みにおける多様化は過去のサラ金と現代の消費者金融における大きな違いとも捉えられます。
とにかくここ10数年で「お金を借りる」と言う行為は日本国民において非常に身近な存在となったことは間違いありません。
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各銀行カードローンから50万円を借りたときの利息

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低金利のイメージがある銀行系カードローンですが、中には消費者金融と同じ様な金利設定をしている銀行があります。
もちろん高金利ならではの利便性を誇るスペックの高いカードローンとなりますので、シチュエーションによってはかなり役に立つ金融商品となります。
銀行カードローンの金利について
新生銀行カードローンレイク

以前は消費者金融として経営を行っていたレイクですが、数年前に新生銀行に経験を譲り、現在は銀行系のカードローンとして貸し出しを行っています。
銀行系カードローンといってもレイクの場合は消費者金融系の金融商品とほぼ金利は変わりません。
レイクが設定している金利は4.5%から18%。
最低金利は4.5%ですが大抵の場合、最高金利18%で借入がスタートすることとなります。
18%の金利で50万円を1年間借入したとすると9万円の利息が発生する計算となります。
これは銀行系カードローンにしてはかなり高めの利息といえます。
しかし、レイクは初回申し込みの方限定に無利息サービスを行っています。
初めてレイクに申し込みを行う方は、まずは無利息サービスに申し込みを行うことをお勧めします。
金利が低めに設定されているカードローン
銀行系のカードローンは、借入先により消費者金融の約半分程度の利率で金利を設定して借入先が存在します。
借り入れを行うのであれば、利用者にとって金利は低いに越したことはありません。
こちらでは銀行ならではの低金利のカードローン・借入先を紹介していきます。
三井住友銀行カードローン
三井住友銀行のカードローン金利は4.0~14.5%となります。
また、借入限度額も最高で10~800万円と高額設定です。
三井住友銀行カードローンを利用して50万円を14.5%の金利で1年間借り入れしたとします。
その時の利息は72,500円。
新生銀行カードローンレイクと比較してみると17,500円もの利息差があります。
借入先が違うだけで、これだけ大きな利息差が出るのは大きいですよね。
みずほ銀行カードローン
三井住友銀行と同じメガバンク形として知られるみずほ銀行カードローンも定額の金利設定となります。
みずほ銀行のカードローン金利は3.5~14.0%となります。
この金利設定はメガバンク系の中でも1番の低金利となります。
気になる利息ですが、同じように50万円を14.0%の金利で1年間借り入れしたときの利息は、なんと70,000円。
高金利のレイクと比較すると20,000もの利息の差が出ます。
楽天銀行スーパーローン
現在Amazonと肩を並べるほど大きく成長したショッピングサイト「楽天」が経営するネットバンク「楽天銀行」のカードローン(スーパーローン)。こちらも同じく低金利として知られています。
設定している金利は4.9~14.5%。
スーパーローンを利用して金利14.5%で50万円を1年間借り入れしたときの利息は72,500円となり、みずほ銀行カードローンと同じ利息となります。
オリックス銀行カードローン
ネットバンクとして、現在頭角を現し始めているオリックス銀行。
このオリックス銀行もカードローンを扱っています。
こちらの金利は3.0~17.8%。
最低金利に着目すれば3.0%とかなり低いように感じますが、最高金利は新生銀行レイクとほぼ変わらない17.8%とかなり高金利です。
因みに最高金利17.8%は大手消費者金融のプロミスと全く同じ設定値となります。
つまりそれだけ高金利ということですね。
17.8%の金利で50前を1年間借り入れすると利息は89,000円。
レイクと比較しても1,000円しか変わりません。
もちろん借入限度額により金利は下がっていきます。
おまとめローンなどを利用して借り換えした場合などに限りお得な借入先となりそうです。
三菱東京UFJ銀行カードローン(バンクイック)
日本3大メガバンクの1つ、三菱東京UFJ銀行が扱うカードローン(バンクイック)の金利は4.6~14.6%となります。
三井住友銀行、みずほ銀行とほぼ同額の低金利設定となり、お得な借り入れを行います。
バンクイックの最高金利14.6%で50万円を1年間借り入れしたときの利息は73,000円。
こちらも高金利のオリックス銀行と比較するとかなりの利息差を生み出します。
まとめ
このように、1部の借入先を除き、銀行系カードローンはやはり低金利であることがわかります。
借入先が違うだけで利息が年間数万円も異なる可能性があるのです。
借入を行う際には金利に着目し、より低金利な借入先を選ぶべきでしょう。
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