アマゾンギフト券を悪用した詐欺事件!逮捕者!

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昨年4月に約40人という大規模な詐欺会社が逮捕されました。その手口はよくある出会い系サイトで資産家を名乗り、「数千万円譲ります」という内容から始まりそのためには数万円を今すぐ用意してくださいというもの。ここまでは迷惑メールなどでよくある手口なのですが、この送金方法はビットキャッシュを使った電子マネーのID番号を伝えるという方法でした。

そして今回逮捕された詐欺会社はアダルトサイトの登録料名目による架空請求なのですが、送金方法は電子マネーのアマゾンギフト券のID番号をFAXや画像を送るという手口でした。騙し取ったアマゾンギフト券はオークションなどで転売し現金化していたということです。この詐欺会社は今年の1月から現在までで1億円以上の利益を上げていたということです。

さきほど大型詐欺会社とは詐欺の手口としては異なりますが、詐取の方法として電子マネーを悪用していたという共通点があります。この電子マネーを悪用する詐欺会社が逮捕されたのは氷山の一角ということはいうまでもなく、今後の詐欺による送金方法の主流となるのは時間の問題だと思います。憶測ですがすでに10億近い詐取された電子マネーが市場に出回っていると思われ、今後amzonなどの電子マネー発行会社が何らかの規制はかけなければ歯止めをかけることはできません。

その影響は少なからずアマゾンギフト券買取業界にも及ぼし、市場の供給量が激減することも考えられます。どのような対策を施されるかは定かではありませんが、今回の詐欺事件の逮捕という報道はアマゾンギフト券の未来を変えるきっかけとなったことは間違いありません。