年金生活でもお金を借りられるキャッシングはあるの?

pixta_19801343_S-1カードローンを年金受給者が利用できるかどうかは業者次第です。
年齢制限や収入源に条件を設けている業者が多いため、年金受給者では利用できないカードローン業者も多く存在します。
何故年金受給者はお金を借りづらいのか
年金受給者がお金を借りづらい傾向にある理由として、第一に考えられるのが「年齢」です。
現在年金を受給できるのは65歳以上の高齢者となります。
日本人の平均年齢は男性で79歳、女性で85歳と言われています。
65歳を過ぎただけでしたら、まだまだ長生きするだろうと思いますが、それでも20~30代の若者に比べると圧倒的に死亡率は高くなります。
お金を貸し出しした側としては、借入金がある状態で死亡されてしまうとお金を回収することができず、損害につながります。
これは借金を持ち逃げされたと同じようなもの。
また、現役で働いていた時よりも年金生活をしていると、おのずと年収は下がります。
これにより、返済能力についてもリスクが高くなることが分かります。
このような理由から、年金受給者にお金を貸し出す業者が少ないのです。
大抵の貸金業者ですと、借り入れの対象年齢を20歳以上65歳または69歳以下としています。
ゆうちょ銀行のカードローンがオススメ
年金受給している方に1番おすすめなのは郵貯銀行が扱っている「したく」と言うカードローンです。
こちらは対象年齢が20歳以上70歳以下となります。また、70歳になる前に申し込みをしておけば76歳まで更新可能となります。
高齢者にとって、非常に有利な借入先となります。
また、収入の条件として安定した収入がある方を対象としています。このことから年金を受給している方でも利用することが可能となります。
郵貯銀行なので金利が低いかと思いきや、金利は固定利率で7.0%~14.9%。
上限金利はメガバンク系のカードローンと同格ですが、加減金利は銀行系カードローンとしては高めの7%となります。
金利面では一般的な銀行系カードローンとあまり変わらない…と言う意識が必要かもしれません。
また、スピード審査を行っており、申し込む時間帯が早ければ即日融資を可能とします。
みずほ銀行カードローン
みずほ銀行のカードローンも年金受給者を対象に貸し付けを行っています。年齢制限は70歳以下とされています。
みずほ銀行の金利は3.5%~14.0%と非常に低金利です。上記で紹介しました郵貯銀行の「したく」よりも金利面ではお得となります。
こちらも、スピード審査を行っており即日融資を可能とするカードローンです。
年金受給者でも、安定した収入があるとみなされた場合は申し込んだその日に借り入れを行うことが可能です。
三井住友銀行カードローン
こちらもメガバンクとして有名な三井住友銀行が扱っているカードローンです。三井住友銀行カードローンも、年金受給者でもお金を借り入れすることができます。
年齢制限は20歳以上69歳以下の方とされています。
70歳になってしまった時点で借り入れを行う事は不可能となりますが、それでも69歳までお金を借り入れすることができる、高齢者にはありがたい借入先となります。
また金利も4.0%~14.5%と低金利。
高齢者に優しい利率設定です。
みずほ銀行同様、スピード審査を行っており最短30分で審査を終えることが可能となります。
急ぎのお金の用途にも対応可能な利便性の高い借入先。
非常におすすめです。
三菱東京UFJ銀行(バンクイック)
みずほ銀行、三井住友銀行と並ぶ3大メガバンクの1つ三菱東京UFJ銀行が扱っているカードローン(バンクイック)も年金受給者の借り入れが可能となります。
しかし、バンクイックの場合年齢制限が65歳未満に設定されています。このため65歳以上の年金のみで生活している方は借り入れが不可能となります。
現在基礎年金の繰り上げ受給などで60歳以上の方が年金を受け取っているケースがあります。この場合に限り借り入れを行うことが可能となります。
バンクイックの金利は4.6%~14.6%。
銀行系カードローンの中でもかなりお得な低金利となります。
みずほ銀行、三井住友銀行の次にオススメなのがこのバンクイックです。
まとめ
紹介した借入先以外にも、年金のみで暮らす高齢者の方に貸し出しを行う銀行や貸金業者はまだいくつかあります。
しかし、金利の面や審査スピードなどからオススメをピックアップして上記してみました。
これらを見ると、やはり最初に申し込みを行うべき借入先はみずほ銀行→三井住友銀行→郵貯銀行という順になりそうです。
みずほ銀行や三井住友銀行のカードローンはある程度金利が低く、しかもスピード審査を行います。さらに提携しているATMの数も多い、とメリットが非常に大きい借入先となります。
年金受給者の方でお金に困った場合、まずはこの2つの借り入れ先に申し込みを行うことをお勧めします。
年金受給者の方で、お金に困っている方でも安心して借入を行うことができる筈です。
またこれらの借入れ意外にも、年金受給者は年金担保貸付を利用して国からお金を借入れすることが出来ます。
年金担保貸付事業は、厚生年金や国民年金を受け取っている人が、年金収入を担保に融資を受けシステムです。
こちらも低金利で貸し付けを行っているので、お勧めの借入れ方法となります。
関連ページ
キャッシングの審査に通るためのコツ
ポイントが貯まるカードローンとは?
新卒でお金を借りるなら地方銀行がおすすめ?
サラ金と消費者金融の違い
市役所でお金を借りるための方法と条件
信用金庫と銀行の違い